17歳7ヶ月。
いつも一緒だった愛犬が旅立ちました。
もうかなりの高齢だったしいつお別れになってもおかしくない。
でも その日が来るのが怖かった。
考えたくなかった。
この子のいない生活なんて想像もできない。
そんなことを頭の中で思い巡らせては涙する夜を過ごしていました。
その日がきてしまった
腎不全で苦しんで 最期は主人に抱かれて息を引き取りました。
たった今まで生きていたのに。
どこへ行ってしまったの。
現実を受け止められなった私は暫く呆然としていました。
まさに魂が抜けた瞬間を見てしまったのでした。
ちょっと目を離した隙に旅立ってしまって死に目に遭えなかった。
という話をききます。
飼い主さんにしてみたらそれは一生悔いが残ることでしょう。
でもそれは動物さんが選んでいるのです。
飼主さんはきっと 私が目の前で逝ってしまったら耐えられないかもしれない。
そんなふうに考えてしまうのです。
なんて優しいのでしょう。
これまでずっと最期を看取れなかったと悲しんでいた飼い主さん。
大丈夫です。
動物さんがそうしたかったのです。
あの子が選んだ旅立ち方だった
可愛い子たちの願いを尊重したいですね。
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